あなたをお料理男子化したーで出た結果で遊んでみた。
くまがいさんの所のくまがいくんとうちの夢くんのお話。
***
夕暮れ時、いつも通りかかるお隣の部屋からは今日もよい匂いが漂ってきた、例えるならお袋の味の香り版、どこか懐かしい匂いだ。
自分も料理は割とする方だと思うけれど一人暮らしの学生、特に男が多いこのマンションでは自炊する奴は圧倒的に少ないと思うしかもお隣さんだ、だからだろうか気になったし話してみたいとも思った、まぁなんたってお隣さんなので何度か姿を見かけた事もあるし挨拶くらいは交わした事がある、ふんわりとした穏やかで優しい雰囲気を持つ多分同じ年くらいの青年だ、名前はくまがいくんというらしい。
そして今目の前にあるのは作りすぎてしまったシチューの鍋、目分量で大雑把に作るのでいつも作りすぎてしまうのだ。
「…よし!」
何時もならば気軽に周りにお裾分けに行けるのだけれど今回は違う妙に緊張してしまう、何せ向こうも料理を作る相手なのだ、鍋を持って一つ気合を入れた後お隣の家に向かった。
‐‐‐
「はー、やっぱくまの作るだし巻き卵は世界一だわ」
「何言ってるの夢ちゃん」
「いや、まじでまじで」
褒めすぎだよと照れて謙遜するけど、くまくんのだし巻き卵はふわふわで丁度良い甘辛さ、プロも顔負け世界一の味だと思う、冗談抜きにして。
勇気を出してよかったと思う、あの後料理の話しなんかをしている間に仲良くなって今ではこうして彼の料理を食べさせてもらえるまでの仲になった。
実際に話してみたくまくんはイメージどうりの人だった、勿論新しい発見もあるふわふわしているだけじゃなくて彼はとても真面目だ、学校の課題なんかも余裕をもって片付けてしまうし料理にしても性格が表れるというかなんというかしっかりと基本を押さえた上で分量の足し引きをして自分の納得いく味を探しているみたいだ。それと家庭的な和食が多いのも特徴だと思う。
「くまくんはさ、絶対いいお嫁さんになれると思うわー」
「お嫁さんとか…俺、男なんだけど、それに夢ちゃんも料理するでしょ」
くまくんの得意料理だという筑前煮に俺の好物のだし巻き卵、鰤の照り焼きに味噌汁という食卓の上に並べられた手料理の数々を見渡した後呟けば紺色の丸い瞳を瞬かせ呆れ交じりの口調で返される。
「いやいや、やっぱくまくんのご飯がいいわ、俺も料理作れるけど白米にあうようなおかずは苦手だしな」
「ああ、たしかに夢ちゃんの作るご飯はパスタとかスープとか…うん、パンのとかの方があいそうだね」
「だろ?でもやっぱ日本人白飯だと思うわ」
お箸を持った方の手をぶんぶんと振りながら熱弁すると、くまくんはお行儀悪いよと注意しながらも納得したように頷いてくれた。最近はくまくんに教えてもらって少しずつ和食のレパートリーも増えたのだけれどやっぱりくまくんが作るものの方が美味しいわけで。
「ねぇ、くまくん…うちにお嫁にこない?」
「俺のこと養ってくれる? いや、俺も頑張るけど。ならお嫁に行く。」
思わず零れてしまった言葉にくまくんは一瞬驚いたように紺色の目を瞠ってその後少しいたずらっぽく笑いながらそう答えてくれた。もしも冗談だったとしても嬉しくて、自分に尻尾があったらきっとぶんぶんと振っていただろうそんな勢いでくまくんに飛びついた。
くまがいさんの所のくまがいくんとうちの夢くんのお話。
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夕暮れ時、いつも通りかかるお隣の部屋からは今日もよい匂いが漂ってきた、例えるならお袋の味の香り版、どこか懐かしい匂いだ。
自分も料理は割とする方だと思うけれど一人暮らしの学生、特に男が多いこのマンションでは自炊する奴は圧倒的に少ないと思うしかもお隣さんだ、だからだろうか気になったし話してみたいとも思った、まぁなんたってお隣さんなので何度か姿を見かけた事もあるし挨拶くらいは交わした事がある、ふんわりとした穏やかで優しい雰囲気を持つ多分同じ年くらいの青年だ、名前はくまがいくんというらしい。
そして今目の前にあるのは作りすぎてしまったシチューの鍋、目分量で大雑把に作るのでいつも作りすぎてしまうのだ。
「…よし!」
何時もならば気軽に周りにお裾分けに行けるのだけれど今回は違う妙に緊張してしまう、何せ向こうも料理を作る相手なのだ、鍋を持って一つ気合を入れた後お隣の家に向かった。
‐‐‐
「はー、やっぱくまの作るだし巻き卵は世界一だわ」
「何言ってるの夢ちゃん」
「いや、まじでまじで」
褒めすぎだよと照れて謙遜するけど、くまくんのだし巻き卵はふわふわで丁度良い甘辛さ、プロも顔負け世界一の味だと思う、冗談抜きにして。
勇気を出してよかったと思う、あの後料理の話しなんかをしている間に仲良くなって今ではこうして彼の料理を食べさせてもらえるまでの仲になった。
実際に話してみたくまくんはイメージどうりの人だった、勿論新しい発見もあるふわふわしているだけじゃなくて彼はとても真面目だ、学校の課題なんかも余裕をもって片付けてしまうし料理にしても性格が表れるというかなんというかしっかりと基本を押さえた上で分量の足し引きをして自分の納得いく味を探しているみたいだ。それと家庭的な和食が多いのも特徴だと思う。
「くまくんはさ、絶対いいお嫁さんになれると思うわー」
「お嫁さんとか…俺、男なんだけど、それに夢ちゃんも料理するでしょ」
くまくんの得意料理だという筑前煮に俺の好物のだし巻き卵、鰤の照り焼きに味噌汁という食卓の上に並べられた手料理の数々を見渡した後呟けば紺色の丸い瞳を瞬かせ呆れ交じりの口調で返される。
「いやいや、やっぱくまくんのご飯がいいわ、俺も料理作れるけど白米にあうようなおかずは苦手だしな」
「ああ、たしかに夢ちゃんの作るご飯はパスタとかスープとか…うん、パンのとかの方があいそうだね」
「だろ?でもやっぱ日本人白飯だと思うわ」
お箸を持った方の手をぶんぶんと振りながら熱弁すると、くまくんはお行儀悪いよと注意しながらも納得したように頷いてくれた。最近はくまくんに教えてもらって少しずつ和食のレパートリーも増えたのだけれどやっぱりくまくんが作るものの方が美味しいわけで。
「ねぇ、くまくん…うちにお嫁にこない?」
「俺のこと養ってくれる? いや、俺も頑張るけど。ならお嫁に行く。」
思わず零れてしまった言葉にくまくんは一瞬驚いたように紺色の目を瞠ってその後少しいたずらっぽく笑いながらそう答えてくれた。もしも冗談だったとしても嬉しくて、自分に尻尾があったらきっとぶんぶんと振っていただろうそんな勢いでくまくんに飛びついた。
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昨日までまさにエキサイティングなスケジュールでもう死ぬかと思ったんですが何とか生きてます。
絵が描きたい先週からたまってるジャンプ読みたい、録画してある色んなものも溜めすぎなんで消化していきたいし、絵よりは本職に近いかもしれない文章も描きたいし、溜めてるゲームもやりたい、コルダとマイソロ2とFFTが私を待ってます。
やりたい事は沢山あるけど、優先すべきはもう一着、3月1日までに作りたいお洋服。
もう一山超えてきます、3月2くらいからぴこ湯太再起動したいとおもいます。
がんがる。
絵が描きたい先週からたまってるジャンプ読みたい、録画してある色んなものも溜めすぎなんで消化していきたいし、絵よりは本職に近いかもしれない文章も描きたいし、溜めてるゲームもやりたい、コルダとマイソロ2とFFTが私を待ってます。
やりたい事は沢山あるけど、優先すべきはもう一着、3月1日までに作りたいお洋服。
もう一山超えてきます、3月2くらいからぴこ湯太再起動したいとおもいます。
がんがる。
なんですかそれ。
あああ、色々バレンタインネタあたためていたんですが2月22日までは本気で動けないくらいに切羽詰ってきたのでバレンタインどころではなくなりました。
自分の怠け癖が憎い…。
森2つと男1つ描きたいものがあったんだけどな。
暫くはリアルお針子さんのターンです。
あああ、色々バレンタインネタあたためていたんですが2月22日までは本気で動けないくらいに切羽詰ってきたのでバレンタインどころではなくなりました。
自分の怠け癖が憎い…。
森2つと男1つ描きたいものがあったんだけどな。
暫くはリアルお針子さんのターンです。
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